損しないための判断ガイド

結論: 「平均」はどの統計を見るかで倍近く変わる

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「スマホ代の平均は月○○円」という記事の数字がバラバラなのは、 何を含めるかの定義が違うからです。この記事では2つの一次資料を 定義を明示した上で並べます。

  • 総務省「家計調査」の移動電話通信料(二人以上の世帯、1世帯あたり): 月8,583円(2025年11月分。前年同月比5.0%減。10月分は8,774円)。 ※世帯が契約する全回線分の合計額です
  • MM総研「音声通話サービス利用者アンケート」(2026年7月実施・8月発表)の スマホ利用者1人あたり平均月額: 月4,198円(前回調査から201円上昇)
  • 端末分割払いを含む支出は、上記の通信料金だけの数字よりさらに 数千円高くなります(分割金額は契約端末により大きく異なるため 一律の平均は示しません)

世帯合計(8,583円)と1人あたり(4,198円)でおよそ2倍の差があるのは、 多くの世帯が複数回線を契約しているためです。自分の請求額と比べるときは 「世帯か1人か」「端末代を含んでいるか」を必ず揃えてください。比べる 物差しがずれていると、高いのか安いのか判断できません。

キャリア区分でも数字は変わる

MM総研の調査は大手4ブランド・サブブランド・MVNOのキャリア区分別、 年代別の内訳も公表していますが、本記事で一次資料により確認できたのは 上記の総額(世帯計8,583円・1人あたり4,198円)までです。キャリア区分別・ 年代別の詳細な再集計は、総務省統計の該当表番号を明記のうえ次回更新で 追加します。それまでの目安としては、大手キャリアのままの層と格安系に 移った層とで月額に数千円の段差があること、データ使用量の実績値は 「なんとなく」で選んだ契約より小さいことが多い(大容量プランの 過剰契約が平均を押し上げる側の主因)、という構造は毎年ほぼ同じです。

自分の位置を3分で確認する手順

  1. 直近の請求明細で「通信料」と「端末分割」を分けて読む
  2. 設定画面で過去3ヶ月のデータ使用量を見る
  3. 通信料金だけを、1人あたりなら4,198円、世帯合計の回線数分なら 8,583円×回線数を目安に比べる

平均より数千円高い場合、原因はほぼ「使っていない大容量プラン」か 「不要オプション」のどちらかです。

平均より高かった人へ

削り方は段取りが9割なので、手順は2月中旬スタートの逆算カレンダー (時期の逆算)と親記事乗り換え先の条件分岐ガイドへ。 今の契約のまま料金プランだけ下げるのも、乗り換えの半分の効果が 今日出る有効手です。

まとめ

平均との比較は「定義を揃えて」が全てです。世帯計と1人あたりで 数字はおよそ2倍違います。この記事の数字は総務省家計調査とMM総研調査の 公表日に合わせて更新します(更新日: ヘッダ参照)。